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「クラインの壺」岡嶋二人

久しぶりに本の紹介です。

最近、書店で平積みで置かれるようになってきた、岡嶋二人の最終作、『クラインの壺』です。


主人公は2000万円でゲームブックの原作をイプシロン・プロジェクトという謎の企業に売却した青年。彼がノートにしたためた回顧録の形でストーリーは展開します。

彼の原作を元に開発されたヴァーチャルリアリティシステム『クライン2』の制作に携わることになりますが、やがて事件が発生! 現実と仮想現実のバランスが次第に崩れ...

2005年に「この文庫がすごい」で前作の『99%の誘拐』が1位となり、一気に注目を浴びている岡嶋二人ですが、私もその例に漏れず『99%の誘拐』を読んではまってしまった一人です。

その期待感を持ってこの作品も読みましたが、全く期待を裏切らないスゴイ作品になっています。

全編を通じて維持し続ける緊張感、そして細かい描写は特筆すべきものがあります。特にヴァーチャルリアリティシステムの描き方は、1989年(17年前!)に発表されたものとは思えないほどリアルで、今の時代に読んでも何の違和感も感じさせないほどです。

さらには最後の “オチ” !! ネタバレになるので細かくは触れませんが、仮想現実なのか現実なのか混乱させて、その混乱のまま最後を向かえ、結局は明確な答えを明かさないまま... う~ん、何ともにくいやり方です。

もし本格的なミステリー&エンターテインメント作品を読みたいと思ったら、間違いなくオススメです!!
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岡嶋二人 「クラインの壺」 新潮文庫

岡嶋 二人 クラインの壺 上の写真は去年発行された講談社文庫版ですが私が読んだのは15年以上前の新潮文庫だったので、タイトルではそう書いています。ゲームの原作者・上杉は、とあるゲーム会社から原作権の譲渡とゲーム試作品への協力を依頼される。

「クラインの壺」 岡嶋二人

「Aコース」 を読んでから無性に読みたくなりました。 Aコースの内容があまりにペッラペ…で、薄…ごほごほ。 岡嶋二人さんの「クラインの壺」 これを最初に読んだのは15年くらい前だったのですが、 大分ショッキング...

コメント

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TBしました

こんにちは^-^
私もこの本を読みましたが、すごくおもしろかった!
「99%の誘拐」もいいんですね。
ぜひ読んでみます♪

izuraさんへ


コメント&TBありがとうございます。

「99%の誘拐」は活劇的な要素が多い分、より一般向けかな。いずれにせよオススメです!
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  • Author:Hiroshi-K
  • 「No Music, No Life」な生活をしている、中年の域にドップリ漬かった会社員(♂)です。
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